大学病院とは、各大学の医学部に付属している病院のことです。
総合病院よりも教育や研究を目的としているという大きな側面も持っています。

看護師が大学病院に転職することで得られるメリットは3つあります。
1つ目は大学病院の看護師の待遇は公務員に準ずるという点です。大学病院の看護師は、総合病院の看護師と同様に公務員に準ずるレベルの待遇を受けることができる場合が多いです。
給与や福利厚生の面も手厚く整っているため、働くうえでの満足度は高い傾向があります。

2つ目は、最先端の医療技術に関わることができるという点です。
前述の通り、代が病院では医療の研究を目的に活動している面もあるので、最先端の医療技術がそろっています。小さな病院ではお目にかかれないような医療機器を扱う機会もあるので、看護師としてのキャリアを重視したいという方には、大きな経験値をつめる職場と言えるでしょう。

3つ目は、研修制度が整っているという点です。
大学病院は、医療従事者の教育を行う機関でもあるため、学生看護師や研修医が多く在籍します。こうした研修生たちが実力をつけていくことができる環境と設備が整っているということは、自分の看護師スキルを伸ばす環境も整っているということです。看護師として働き始めた後も、昇給や昇進を確実に狙うのであれば、自身の看護スキルを高めることは必須の条件です。
そうした点から考えると、大学病院は学びの場として最適な職場と言えるでしょう。